インデックス投資備忘録~うたかたdays~

今は儚いひとしずく。いつか大きな海になる。

時々読み返したくなるマンガ。大島弓子さんの『ダイエット』『綿の国星』

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時々読み返したくなるマンガがあります。

大島弓子さんの『ダイエット』を最近読み返しました。

 

初めて読んだときは、そう感じなかったのですが、これは摂食障害について描かれているマンガです。

私も、今までに何人か摂食障害だろうなと思う人に出会ったことがあります。

なぜ、このような状態になるんだろうと、考えても分からなかったのですが、大島弓子さんの『ダイエット』を読んで、腑に落ちました。

 

摂食障害になる人は女性が多いですが、なぜだろうかと思います。

痩せたいという女性の願望や母親との関係、今までに経験したトラウマなど様々原因があると考えられますが、原因は一つではありません。

人の心の病の原因は、明確な答えを見つけることはできません。

大島弓子さんのマンガでは、最後にある明確な答えが示されるのですが、それは主人公の女の子が本当に求めているものなのだろうかと思いました。

 

これからも何度か読み返して、その時々で感想や自分の考えも変わるでしょう。

次回読み返すときは、どんなことを自分自身が感じるのか楽しみです。

 

 

そして、『綿の国星』。

このマンガも、何度となく読み返しています。

 

このマンガを読むと、いつも最後のところで、家出したチビ猫をお母さんが見つけて抱きしめる場面で、なぜか涙してしまいます。

なぜだろうといつも不思議に思います。

 

何度も読み返したくなるマンガは、きっと自分の心に何か引っかかっていることがあって、時折ふとしたことで思い出して、もう一度読んでみようと手に取ります。

 

新しい本を読んで、新しい感動をえることも大事ですが、今までに読んだ本を何度も何度も読み返すことも自分にとっては大事なことです。

 

大島弓子さんのマンガは、これからも時々読み返していきたいと思います。