今、ドラマ放送もあっているので、原作はどんな感じかなと思い、読んでみました。
50代女性が主人公になる小説やドラマは、なかなかないと思います。
それは、50代女性がなんとなく中途半端な位置にいるからなのか、テーマとして扱えるものがないからなのか。
私も30代ごろ、50代の女性で活躍している人が少ないな…、自分のちょっと先を行く目指せる人がいないな…と感じていました。
自分が50代になって、精神的にも体力的にも下り坂になってきて感じたのは、
50代を表現するのは難しいということ。
人それぞれ直面している問題が違うし、今まで経験してきたことも違うので、一概にこれといったテーマを見つけにくいのかなと思います。
でも、この小説に出てくるノエチとなっちゃんのような関係性はちょっといいなと思います。
何だかちょっと、このままでもいいんだと思える小説でした。
以前は本を読むことが好きだったけど、最近は老眼が進んで文字を読むのが億劫になっていました。
久しぶりに本を読んで、やっぱりいいなと思いました。
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