読書
養老孟司さんの『人生論』を読みました。 一番気になったところは、「所を得ない」人生の話です。 養老孟司さんほどの人であっても、「所を得ない」と感じていたことに驚きでした。 この感覚は自分もずっと持っている感覚で、特に仕事においてはずっと「所を…
五木寛之さんの『白秋期』を読みました。 人生100年とし、青春・朱夏・白秋・玄冬の人生四期説で考えると、白秋期は50歳~75歳となります。 ちょうど自分は白秋期に入ったところで、この25年間をどう過ごすのかについて考える良い機会になりました。 この本…
ヨシタケシンスケさんの本は時々読みたくなります。 『このあとどうしちゃおう』は死んだおじいちゃんが残したノートの話。 自分が死んだあと、どんな世界に行けるのかが描いてあります。 死んだあと、天国に行けるのか、地獄に行くのか。 それは分かりませ…
石垣りんさんの詩集は、時折読み返したくなります。 最近、会社で会議に出ていた時に、ふと思い出したのが、「顔」という詩です。 顔 会議室にて机の前にたくさんの顔が並んでいる。血のかよっている笑ったり怒ったり話したりする顔いつかみんないなくなる…
アルボムッレ・スマナサーラさんの『それならブッダに聞いてみよう ライフハック編②』を読みました。 気になるフレーズを残しておきます。 ・過去の失敗を活かすためには開き直りが必要。 過去は失敗したけど今度は失敗しないぞと、きっぱりすればそれで話は…
五木寛之さんの『林住期』を読みました。 五木さんは、現代人の「林住期」は五十歳から始まると言われます。 私も今、林住期にあります。 林住期では、自分が本当にやりたいこと、以前からやりたいとひそかに願っていたことを考えてやっていく。そのためには…
時々読み返したくなるマンガがあります。 大島弓子さんの『ダイエット』を最近読み返しました。 初めて読んだときは、そう感じなかったのですが、これは摂食障害について描かれているマンガです。 私も、今までに何人か摂食障害だろうなと思う人に出会ったこ…
養老孟司さんの『バカの壁』を読みました。 最近、YouTubeで養老孟司の講演動画をたまたま見て、おもしろいなと思ったので、ベストセラーになった本を読んでみました。 養老孟司さんも『方丈記』や『平家物語』が好きなんですね。 人間が常に変わること。こ…
林寧彦さんの『陶芸は生きがいになる』を読みました。 私は、陶芸体験に3回行って、陶芸を習ってみようという気持ちになりました。 そんな時に出会ってのがこの本です。 林さんは会社員をしながら陶芸を極めていきました。 単身赴任先の福岡でのエピソードが…
田中泰延さんの『会って、話すこと。』を読みました。 私が事務職から営業職に変わって早三年。 営業と言えば、「話し方」が大事です。 営業職には向いていないと感じつつ、果たして自分の話し方は営業職として正しいのか、間違っているのかがよく分からなく…
枡野俊明さんの『仕事も人間関係もうまくいく放っておく力』を読みました。 「放っておく」という言葉が引っ掛かり、読んでみました。 気になるフレーズがありました。 「得意なことは十の努力で十の結果が得られるが、苦手なことは十二の努力をしても八の結…
最近のお笑いで気になっているのは、阿佐ヶ谷姉妹です。 歌がとても上手で、芸風もおばさんネタで、笑いも癒しになる感じなのが好きです。 今度、『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』はドラマ化されるとのことで、楽しみにしています。 本の中では、姉…
上橋菜穂子さんの『物語ること、生きること』を読みました。 上橋菜穂子さんが、どうやって作家になったのか、どんな子ども時代を過ごしたのかが書かれています。 上橋さんの物語には、上橋さんの人生が色濃く反映されていると思いました。 その中で、気なっ…
ヨシタケシンスケさんの『にげてさがして』を読みました。 自分の居心地のよい場所を探しに行くために逃げてOK。 私も今いる場所から逃げ出したくなる時がたくさんあります。そんな時は、渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』を思い出しながら、何と…
上橋菜穂子さんの『鹿の王1~4』と『鹿の王 水底の橋』を読みました。 『鹿の王1~4』については、4年前、自分が骨折して入院していた時に読みました。 コロナウイルスのパンデミックの中、今度『鹿の王』が映画公開されると知り、もう一度読み直してみま…
最近、佐藤優さんの『サバイバル組織術』を読みました。 自分の中で、今、一番困っていることが職場での人間関係。特に上司との距離感には悩んでいます。 佐藤さん曰く、 「組織はかならず位が上の者に味方しますから、上司とは絶対に喧嘩をしてはいけません…
佐藤優さんの「50代からの人生戦略」を読み直して感じたこと。 「明日できることは今日やらない」 これがなかなかできないのが現実です。 ついつい先のことを考えて、あれもこれも今日やっておいたほうがいいのではとなり、優先順位がつけられずパニックにな…
アルボムッレ・スマナサーラさんの『それならブッダにきいてみよう 教育編2』で 心に残った文章がありました。 「地道に努力する」という言葉・フレーズを捨てて下さい。どんなことでも「順番でする」「順番がある」というふうに覚え直してください。 私は…
外山滋比古さんが7月30日に96歳で他界された。 外山さんの本の中で、一番影響を受けたのは『50代から始める知的生活術 「人生二毛作の生き方」』だった。 私がこの本を読んだのは46歳の時だった。 父が亡くなり、仕事でも行き詰まり感があり、将来のことを考…
昨日、緊急事態宣言が5月31日まで延長されることが発表されました。 新型コロナウイルス感染拡大が止まらず、いつ終息するのか予想できません。 今、この事態をどうとらえていけばよいのか考えていた時、ふと思い出したのが「ネガティブ・ケイパビリティ」と…
新型コロナウイルス感染防止のため、外では毎日マスクをつけて過ごしています。 マスクをつけていると、話すときに息苦しくなったり、顔に圧迫感を感じながら生活しなければなりません。 そこで、ふと頭によぎったのが、手塚治虫の『火の鳥 太陽編』です。 …
新型コロナウイルスが広がりつつある今日この頃。 マスクもトイレットペーパーもティッシュペーパーも店頭から消えました。 これからどうなっていくのか分かりませんが、日々を淡々と過ごしていくしかないなと思います。 こんな時に読みたくなるのが、鴨長明…
モンゴメリの『赤毛のアン』は、私のお気に入りの本の一つです。 孤児のアンはグリン・ゲイブルスの老兄妹、マシュウとマリラに引き取られ成長していきます。 マシュウはとても温厚で人付き合いが苦手な人ですが、アンに彼らしい愛情を注ぎます。 マシュウは…