枡野俊明さんの『仕事も人間関係もうまくいく放っておく力』を読みました。
「放っておく」という言葉が引っ掛かり、読んでみました。
気になるフレーズがありました。
「得意なことは十の努力で十の結果が得られるが、苦手なことは十二の努力をしても八の結果しか得られない」
自分が今、仕事で苦手な分野での業務に携わっているので、この言葉が心に刺さりました。
苦手なことで努力をして、結果を出すことは難しい。いい結果を出そうと思ったら相当な努力が必要。苦手分野だからできればやりたくない。なかなかやる気が起きないし、思ったように成長できない。
負のループにはまっている自分を日々感じています。
この状況をどうやって乗り切っていくのか。
本当は自分が得意な分野で仕事ができることが一番ベストですが、そうはいきません。
どこかで折り合いをつけて、「即今、当所、自己」で、今、この場所で自分がやるべきことを粛々とやっていくしかないと思います。
このほかにも気になる言葉がたくさんありました。
読み終わって、少し心が楽になりました。
仕事だけではなく、インデックス投資においても、「放っておく力」は必要だと思います。
どんな状況になっても、一歩引いて状況を見て、続けていくことが大事です。
どっぷりはまり込むと抜け出せなくなるので、腹6分ぐらいの力で余裕をもってやっていけるようになるのが自分としての理想です。
客観的に物事ををみれるような「鳥の目」をもちたいと思いました。